さて、東京最終夜。
三軒茶屋からのスタートです。
駅前をウロウロしながら後輩との待ち合わせまでの間に一件飲みに行こうと物色していたら、何ともいい感じの商店街というか路地を発見!!

「喰うてかへんか?すずらん通り」って何故に関西弁なのか・・・はさておき
通りに入ると色んな飲食店が並んだ長崎で言う所の「柳小路」みたいな場所。
5時前という事も有りまだどのお店も準備中。
が、通りの一番奥に赤提灯発見!
「割烹味とめ」「くじら」「鰻料理」「河豚料理」「ナマズ有ります!」??

おびただしい数の張り紙にはあまり目を通さず、興味本位で早速中へ。
中に入って見渡すと満席。しかしそれよりも店の汚さ&チープさに怯むオレ・・・
「また来まぁぁぁす・・・」とそそくさと店を出る。心臓がバクバクしている。
何だったんださっきの空間は・・・他を探そう。
しかし行き場は無い。
どうしようかと考えていると店の中から出て来たおばあさんが
「兄ちゃん1人??」「座れるよ!!」
通りにはオレしか居ない。
「さあさあコッチコッチ!!」
断れない・・・
言われるがまま再び店の中へ。すると・・・・
「お母さん優しい!!」「お兄ちゃん良かったね!!」「ほらココ空いてるよ!!」
拍手と共に店に居たお客さんからの祝福・・・
お客さんに進められた席を見ると、その前に座っていた方のであろう飲み干されたジョッキが4つと食べた後の皿がテーブル上にびっしり。
その横に居た常連風のおじさんがそれを片付けながらテーブルを拭いていた。
カウンターにも酒瓶や皿、グラスなどがびっしり。
座敷のそのテーブルへ他のお客さんを縫う様に進み座る。
まだ心臓はバクバクしている。
オレを呼んでくれたおばあさんはお店の主らしく、せっせと動き回っている。
「あー忙しい忙しい」「あんた飲み物なんっつったかね?」
気さくというかざっくばらんなノリである。
俺「ビールを一つ!」
お母さん「はいはい」
隣のおじさん「今日は人が足りないんだって」
俺「忙しいお店ですね」
おかあさん「あんた飲み物なんっつったかね??」
俺「ビール一つ!!!」
隣のおじさん「多分しばらく出てこないから自分で注ぎなよ」
俺「そうします・・・」
みんなそうしてた・・・

店内もメニューを書いた張り紙だらけ。しかも昔のメニューに上からまた貼っていたりしてすべてのメニューを見るだけでも一苦労だ。

「今宵のサービス」というメニューなど、いつの今宵なんだろう・・・
座敷のテーブルは2つほどポットや酒のボトルでうまってて使われていない。
足下にはおびただしい数の雑誌や新聞が。
しかしみんなそんなの気にも留めていない。
ビールを注いで一口飲んだら落ち着いた。
後ろの棚にも雑誌や酒のボトルが山積み。その山を見上げていると、何だか見覚えのある置物が!!
「キタナシュラン」やっぱり来てますか!!

メガネなんかガムテープで止めてあるし・・・
キョロキョロしていると、隣のおじさんが「あんたもテレビで見て来たの?」
俺「まったく偶然来ました」
おじさん「あら、珍しいね、俺はテレビのおかげでなかなか入れなくなってこまってたんだぜ」
色々聞いてみると、千葉からこのお店にちょくちょくかよってるらしい。
って入店してかれこれ15分。ビールしか頼んでない。ってか自分で注いだか。
おかあさんに「注文は板さんに直接言っとくれ」と言われたが、
見事な直角アイパーリーゼント(分からない方はググって下さい)の板さんが厨房というかカウンターの中で凄い怖い顔で調理してて、とてもじゃないが注文しづらい。

青いハッピが板さんです。距離もあります。店内は賑やかです。怖いです。
しかし、ビールを注ぎに立ったついでにカウンター越しに勇気を出して注文。
俺「オススメって書いてる煮込みと鰻の肝串を下さい!!」
板さん「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
無言です。チラリとこちらを一瞬見たその目は殺し屋の様でした・・・
5分程で煮込みが運ばれてきました。旨そうです。

関東らしくないあっさりとした味付けで絶品!!
続いて鰻のキモ串

美味しい!!すごくイイ焼き加減!!
板さん、なかなかやります。怖いけど・・・
ほとんどのお客さんとも打ち解けてワイワイやれる空気になってきたのですが、板さんだけは最後まで怖かった・・・
と、そんな頃合いで後輩が到着。
座るなり
後輩「飛鳥さんココ良く来るんですか??」
俺「いや、初めて来たよ!」
後輩「なんでそんなに馴染んでるんすか!!」
みたいな会話で盛り上がり、ほんと楽しいお店でした。
東京に行かれる際は是非、三軒茶屋の「割烹味とめ」さん目指してみては?
今回の東京ツアーで1番インパクトあるお店でした!!!
しかも、美味しいし、楽しい!!板さんは怖いですが・・・
長くなったので2次会からはまた次回。
「毎度おおきに!!」
店主 飛鳥 龍一郎